本日スタートの、萩尾望都 SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたくに行ってきました!もう、待ちに待ってましたよーっ!!!
早速、行ってきたので、ネタバレにならない程度にレポさせていただきます。
と言っても原画展の中は撮影できないのでロビーどまりですが、雰囲気だけでもお楽しみください。
ゲキ混み覚悟で吉祥寺に到着
なんと言っても、萩尾望都さんの原画展!
吉祥寺のホームから人がいっぱいで大混乱になっているんじゃないかと、恐る恐る電車から降りました。
なにしろTwitterで告知が出てから、多くの方が大興奮していましたから。(もちろん私も!)
【萩尾望都 SF原画展】 2016年4月9日~5月29日、武蔵野市立吉祥寺美術館にて開催! 「スター・レッド」「百億の昼と千億の夜」「11人いる!」「銀の三角」など、200点以上の原画と貴重な資料を展示。詳細は追って告知します。 pic.twitter.com/9yJWyGp1cl
— ANA (@anayuko) 2016年2月9日
が、
あれ?
意外にも駅は普通の混み具合でした。
よ、よかった。
でも武蔵野美術館の前には長蛇の列があって、入場制限がかかっているかもしれない!と覚悟しながら進みましたが、こちらも問題なし。ホッ。
入口前にいるモザイクの方々は、通りすがりです。長蛇の列は無く、すんなり前進できました。
土曜日だし、初日だしで、みなさん混雑を回避するために、別の日を予定されているのかも。
スタート時間の10時にはどんな感じだったのでしょうか?気になる―。
いざ、武蔵野美術館へ!
吉祥寺にある武蔵野美術館はコピス吉祥寺A館7階です。
ものすごく広いわけではないワンフロアに、萩尾望都さんの長年の原稿から選んで飾るなんて、関係者の方々は、さぞ大変だったろうと思います。
いくらSFに限ったとしても、量が多いのは変わりありません。
感謝してもしきれません、ありがとうございます!
そして特に萩尾望都さんのSFが好きな私にとっては、たまらない企画です。
ロビーに入って受付の方に撮影可能スペースを確認。
さすがに原画が飾られている部屋は無理とのことで、OKをいただけた場所のみ掲載させていただいています。
大好きな作品、スターレッドのセイがポスターに使われていて、うれしい限りです!
⇒スター・レッド (小学館文庫)
世界に引き込まれ過ぎて、読み終わってしばらくポカーンとソファの上で座っていた覚えがあります(笑)
等身大の阿修羅とセイがいたので、並んで写真撮っている方がいらっしゃってうらやましかった。
私、ひとりで行ったので残念。今度、娘と一緒に来て撮ってもらお。
展示室はうっとりの嵐
「ここにいる人、みんな萩尾望都さんが好きなんだ!」
展示室に入ってうれしくなりました。
ロビーまではそれほど人がいない印象だったのですが、展示室には結構人がいました。
そっか、みなさん入ったら出てこないから、ロビーがすいていたんですね^^(ギュウギュウではありません、程よい人混みです)
同じ漫画家、同じ作品が好きな人同士で集まっている空間って、別に挨拶するわけじゃないけど、なんとも心地いい。
外国の方も熱心に壁にある資料を読んでいたり、女性ばかりかと思いきや男性も熱心に原稿を眺めていたり。
お子さんもいらっしゃったけど、やっぱり大人が多い印象でした。
私が40代なので、そのあたりか、それ以上の年齢っぽい方に目が行ったのかもしれません。
展示してある原画やカラーイラストは、最近のものもありましたが、私は初期から1985年のマージナルまでしか読んでいないので、そのあたりのものをしっかり眺めてきました。
「あ、これ読んだ!」というものがたくさんあって、楽しくてなかなか前に進めませんでした。
原稿をじーっと見ていると、線や表情、指先、体の動きなどから、ただならぬエネルギーを感じます。
気がつくと、ため息をついていました。
たまらない!萩尾望都さんグッズコーナー
美術館といえば、グッズコーナーも楽しみですね。
本日(4/9)発売の本、萩尾望都 SFアートワークスが平積みされていました。
あああ、見たい!
見たいけど実は30分しか吉祥寺にいられなくて、グッズはザッと見るだけになってしまいました。
いいの、絶対また行くもん!
行ってみようか迷っている方へ
武蔵野美術館は、入館料100円です。
そして小学生以下や65歳以上の方、障害を持っていらっしゃる方は無料。
かかるのは、ほぼ交通費のみです。
お弁当持っていって、近くの井の頭公園で食べても良し!(←主婦向け節約情報)
都合がついて、距離的に可能であれば、ぜひ足を運んでみてください。
期間は5/29日(日)までです。
原稿とカラーイラストを前に、時のたつのも忘れてしまう空間が待っています。
最後にあらためて、この素晴らしい企画に携われたすべての方に感謝します。
原稿を見ながら、独身時代のさまざまな思い出に心地よく浸ることができました。
ふはーっ♪