「こんな感じでいいんじゃないかな」「あ、あれも良さそうだな」と独学で英語のおさらいをはじめて3年以上。
徐々にレベルは上がっているものの、やっていることがゆるゆる過ぎて、いつまでたっても初級レベルの勉強内容。これじゃ完全に英語学習が趣味の人。
本来の目的は、英語をとおして暮らしを楽しめるようになりたい、とことこ散歩です。
レベルアップしたければ、英語音声と接する時間を増やそう
「英語の聞き取りができるようになりたいーーーっ!」
そう思って自己流で勉強してきて(今にして思えばシャドーイングやディクテーションなど)、思った以上の成果はありました。聞き取りは、やればやるだけ力がつきます。
そこでさらに同じ方法を継続していますが、残念ながら英語のおさらいを始めたころほど時間を使うことが出来ていません。
あの頃は、寝ても覚めても英語音声に耳を傾けていました。徐々に聞き取れる部分が増えて、楽しかったんです。
ところが好きだった音声素材をすべて聴き終ってしまい、興味のあるものが無くなり、やる気も減少。
当然、英語の音と接する時間も減り、最近では成長を感じられなくなっていました。というか、聞き取りをする力は徐々に落ちてきていたと思います。
そんな時に運よく1000時間ヒアリングマラソンの1か月モニターをさせていただけることになりました。
ハッとしたのは、コースガイドに載っていた文章。
今、あなたの英語学習の成果が上がっていないとしたら、それはひとえに、「音との接する時間」が足りないからです。
都合のいい時間だけ、ラクな音声素材を使って、やりたいようにやっているだけでは、ここから上のレベルを上がって行くには足りないんだと。
外国語を習得するためには、一定期間、ある程度の「量」をこなし、「圧力」をかけて習慣的に学習することが必要です。
心のどこかで、「これくらいやればいいでしょ」とか「3年も英語のおさらいをやってるんだから私にしては立派なもんだよ」なんて思ってました。
それはそれで、いいかもしれません。このままのレベルでいいのなら。
でも、ここより上に行きたければ、今以上のことをやらなければダメなのです。
「あの人、英語できていいなー」なんて憧れてしまう人たちも、最初から英語ができたわけではなく、やるべきことをやったから今の英語レベルに達しているんですよね。
でも、どうしたら?
その勉強の方法を示してくれたり、適切な音声素材を提供してくれたのが、1000時間ヒアリングマラソンでした。
リニューアル後、なにが変わった?
1000時間ヒアリングマラソンは、2016年4月にリニューアルしています。変更点に関して、テキストの説明から抜粋してご紹介させていただきますね。
今までの「おすすめ学習法」を各コーナーの音声素材に合わせた独自のものに見直し、また、「多聴」と「静聴」という、聞き方を大きく二分するスタイルではなく、小さいSTEPを追いながら、徐々に聞けるようになっている」ことを実感していただける学習手順に変えました。
(4月号テキスト「編集部よりご受講の皆さまへ -4月号リニューアルに寄せて-」より)
この小さいステップを追いながらという学習方法を、1か月ほど実践させていただいているわけですが、1つの音声素材に対して、
1)まずはザックリ全体像をつかむ
2)指示された単語やフレーズのみをさがして聴く
3)英文、語注、訳を見ながら聴く
など、そのほかいくつかのやること(ステップ)が用意されています。
(ステップはこればかりではなく、素材や英語学習者のレベルによって、指示されることは少しずつ違います。)
1つの項目をクリアするために、いくつかの小さなステップに取り組みます。
その度に同じ音声素材を何度も聴くことで、「さっきまで聴き取れなかった音声が、今回はわかる」「この内容は、英語でこんな風に表現できるんだ」という体験を積み重ねていくことができます。
こうした小さなプラスの体験をしていくことで、同時に自信も積み重なっていきます。
英語学習を途中でやめてしまったり、ゆるゆるな学習量だけ日々こなしてしまうのは、こうした成長を感じにくい、気づきにくいところからきているのではないでしょうか。
反対に、成長を感じられれば、英語学習は継続しやすくなり、さらに成長を感じられて、という良い方向に進んで行くのだと思います。
1年は長い、生の英語はレベルが高すぎ、という方に
さて、ヒアリングマラソンに興味はあっても、1年間という長い期間にちょっとためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、ヒアリングマラソン 6カ月コースが用意されています。最新号から6か月間のみです。
さらに英語初級レベルの方向けなのが、ヒアリングマラソン中級コース。1日40分×週4日の学習時間が目安。
「旅行会話なら聞き取れるけど、ネイティブ同士の会話やニュース英語などの『生の英語』の聞き取りとなると、どうも苦手」というレベルの方向け、と書いてあります。
テキストや音声素材については、アルクさんのサイトで一部確認することができますので、興味のある方は確認してみてください。
音声素材の比較
・1000時間ヒアリングマラソン→ インタビュー、演説、ノンネイティヴの会話など、生の英語なので聞き取りにくい箇所もある。
・中級コース→ 受講者が聞き取りやすいように録音されている。音が消えたり、早口過ぎたりということがないらしい(すべての音声素材を確認していないので、断言はできません)
聞き取りすることに慣れたい方は中級コース、生の英語を聞き取れるようになったり、表現を学びたいなら1000時間ヒアリングマラソンがおすすめかな、と。
どちらもテキストは毎月新しい内容なので、話題が新鮮なところが魅力。
私はヒアリングマラソンのレベル分けで初級ですが(いえTOEIC点数からすると初級にも入っていません)、いろんな人や状況の英語を聞くことができる、1000時間ヒアリングマラソンに楽しさを感じます。
コースを選ぶ参考になれば。
英語まみれの生活をしてみたいなら
英語のニュースを聴く、音声切り替えで英語にできるテレビ番組を観る、ポッドキャストを聴く。英語ばかりの環境を作る方法なんて、実はいくらでもあります。
ただし、よく言われていることですが、聞き流すだけでは、聞きとる力は上がりません。
これは、私が身を持って体験しています。今もNHKワールドニュースをBGMで流していますが、まったく耳に入っていません。ただの環境づくりです。
ダラダラと学び続ける毎日を終わらせてくれる、1000時間ヒアリングマラソンはそんな教材だと思います。
⇒1000時間ヒアリングマラソン アルクのNo.1英語教材!
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