こんにちは。歴史好きな小4娘の母、とことこ散歩です。
彼女の誕生日が先日あったのですが、その際、ジジババにお願いしたプレゼントがなかなかおもしろかったのでご紹介します。
くずし字を読めるようになりたい
くずし字、ご存知ですか?
歴史もののドラマや漫画などを見ていれば、きっと見かけていると思うのですが、こういう文字です↓
草書などが書ける方なら、こういうの読めちゃうのかな。
この読めそうで読めない部分が気に入ったのか、はたまた歴史に関わることならなんでも知りたいと思う気持ちが働いたのか、娘は10歳の誕生日にジジババにお願いしました。
「小学生向けのくずし字理解本なんてあるのかなー?」と思い、これは近場の本屋さんで比較するのは無理だろうと、Amazonで探してみました。
そして、何冊かの本の説明や、購入された方の感想を読んで選んだのが、一週間で読めるくずし字 古今集・新古今集です。
文字の成り立ちや、説明がシンプルでわかりやすいと評判がよかったので決めました。
学び方、使い方
本のタイトルに「一週間で~」と書いてあるので、日ごとに学ぶことがわかれています。
1日目はこちらの文章。わからないうちは、ほにゃほにゃとしか読めませんが、右から一行目、二行目、三行目とわけて、文字を解説してくれています。
たとえば、右下の赤丸で囲った文字は、赤い矢印でさした一行目の①を見ると「読」という文字だとわかります。
こんな感じで「〇行目の〇番はナニナニ」と徐々にわかっていきます。
仮名文字のもとになった漢字などもわかっておもしろいんですよ。
こんな感じで1日目から七日目まで、さまざまな文章をもとに学んでいきます。
解答というところには、さきほどの文章を、翻字(現在使われている文字)にしたものと、字母(漢字にしたもの、だと思う)があります。
同じページの下半分には、読みかたや現代語訳が載っています。現代語訳を見るとホッとするなあ。
さて、「読めるようになったら、次は書けるようになりたい」と思うもの。
そんな気持ちもしっかりフォローしてくれる、かゆいところに手が届く本です。
文字を書き込んでいく、マス目が用意されています。実際に手を動かすと、理解していないところに気づいたり、新しい発見があります。
一週間分の内容は、下記の目次をご覧ください。
漢字がいっぱいいいいいーっ。
すべてのくずし字がこの一冊で読めるようになるとは思いませんが、初心者には十分な内容となっています。
「むずかしいものじゃないんだ」とわかってハードルが下がり、暗号解読のような楽しさを味わえます。
まとめ
娘は数日読みふけって、今は本棚にあります。くずし字の構造がわかって、満足したようです。
歴史好きという趣味は意外にも長く続いているので、きっとまた出番があることでしょう。
さらに成長したら、授業で古文なども出てくるので、その頃には普通に読めるようになっていたりして♪