ブログやSNSを書き続けるキッカケをくれた本『書く習慣』いしかわゆき:著

もっとインコと仲良くなれる。そう考えただけでうれしくなる。

我が家には数年一緒に暮らしているセキセイインコがいます。でも子どもたちから許可が出ないので、ブログに写真を載せたり、今日の出来事を綴ったりはできません。うんうん、気持ちはわかるよ。でもトリさん関係のことならいいでしょ?いいよね~?

さて、このところ時間があるとパラパラとめくっているのが、インコ語レッスン帖―もっともっとインコに愛されたいあなたへです。インコの行動や鳴き声などから、インコがなにを考えているのか、飼い主にどんな気持ちを伝えようとしているのか理解できる内容です。

インコ語レッスン帖

購入したのは昨年の夏ですが、先日、子どもたちがリビングに持ってきてから、内容の良さとイラストの可愛さにひかれてリビングの本棚に仲間入り。子ども部屋の本棚にあると母はなかなか見る機会が無くなりますが、リビングにあれば目につきます。まったりタイムにパラパラめくってホッコリ。

100問100答!かわいいだけじゃない。

ページをめくってみると、1ページに1つの行動についての疑問+その行動からわかるインコの気持ちや状態について書かれています。全部で100のQ&A。

インコ語レッスン帖 中身

「うん、そうそう。知ってるよ」なーんて思いつつ立ち読み。私は子どもの頃に数羽のセキセイインコや文鳥と暮らしていたので、彼らの行動の意味は自然と覚えています。なので、インコ語レッスン帖が発行された当初は興味がありませんでした。

でも!

昨年、本屋さんで出合って中身を見ているうちに「あ、こういう時って、そうだったの!?」と、自分の知識に曖昧な部分があることを発見。思い込みって怖いですね。特に命に関わることで間違えた知識を持っていると大変です。

立派な飼育書

かわいいイラストと読みやすくわかりやすい文面にひかれて購入しましたが、家でしっかり読んでみると立派な飼育書なんだと気づきました。インコの機嫌がいい、とっても楽しいなどの仕草だけではなく、彼らの行動をしっかり見ることで体調に関わる問題を発見することができます。

・調子が悪い
・体力の低下
・寒がっている、その他

体調の悪さがバレると敵に捕まるという本能があるため、人間が見ているとどんな時でも元気なフリをします。エサも食べているような仕草をするため、体調の悪さに気づきにくいことも。(体調の悪さを見せるようなら、かなり進行しています。)行動の意味を知っておくと、医者に連れていく、ケージ内の温度を上げるなど早めの対処をすることができます。

もちろん、この本を読んだから100%安心というものではありませんが、かなり参考になると思います。

サラッと内容紹介

この本は基本1ページに1つのQ&Aなので(そうではないページもあります)、子どもたち曰く「疑問が出た時にパッと探しやすい」そうです。

飼う前に大量の飼育書を図書館から借りて読み漁ったので、子どもたちもインコ飼育についての知識はかなりあります。でも行動の意味となると、わからないことも。そんな時にこの本の目次を見れば一目瞭然!例えば泣き声だけでも15のQ&Aが載っています。

・レッスン1:鳴き声を聞こう
⇒ケッケッケってなくのはどんな時?ほか

・レッスン2:ボディランゲージを読み取ろう
⇒羽をパタパタっと開くのは何のアピール?ほか

・レッスン3:行動の意味(観察編)
⇒くちばしをギョリギョリ言わせてるのは何のため?ほか

・レッスン4:行動の意味(暮らし編)
⇒ごはんをぶちまけるのは、おいしくないから?ほか

・レッスン5:行動の意味(コミュニケーション編)
⇒二羽でおしゃべり。何を話しているんだろう?ほか

最後に: 「トリと気持ちが通じ合うなんて思わなかった」

以前、長男チビ太が言った印象的なつぶやき。インコを飼うまで、トリなんて道端や電線にいるだけの生き物だったのが、一緒に暮らしてみたら表情も感情表現もしっかりあると知って驚いたそうです。子どもたちと、だるまさんが転んだや鬼ごっこもします。(人間同士のように完璧ではありませんが)

もっともっとインコの気持ちを知りたい。健康で長生きしてほしい。インコ語レッスン帖は、そんな私たちの気持ちをしっかりサポートしてくれる一冊です。表紙にある魅力的なフレーズが印象的。

「鳥さんの、あなたを見る目が変わります!」

そうかなあ。そうだったらうれしいなあ♪

 

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