インターネット上にあるレシピサイトには大変お世話になっています。知りたいレシピをすぐ手に入れられて便利ですよね♪でもそんな日々の中でふと「料理の基本をやりなおしたいなー」と思い立ったことがありました。
美味しいと評判のレシピも、基本ができていればそのまま再現できますが、そうでなければ「美味しくないなー。なんで?」という結果になってしまいます。
ちょっと基本に立ち返りたい
結婚後10年以上経って、あらためて料理の基本を学びたくなりました。でも料理教室に通うほどではありません。どうしようかなと思っていた時に出合ったのが、この料理のきほん練習帳でした。
購入したのは2年ほど前になりますが、我が家でよく食べるメニューが多く載っているので、いまだによく使っています。興味を持ったのは表紙のかわいらしさとお店のポップ、そして購入を決めたのはこの文章がきっかけです。
インターネットで検索すれば、ほしいレシピはすぐ手に入ります。(略)そんな便利な時代なのに、なぜかこんな声をよく聞くのです。
「ちゃんとした料理が作れるようになりたい」(料理のきほん練習帳「はじめに」より)
そうそう!そうなんです!同じように思っている人がほかにもいたんですね。なんだかうれしくなりました。そしてその声を解決しようと作られたのが、料理のきほん練習帳なのです。
実はレシピ無しでは作れません
いまだに料理をするときは必ずレシピを見ます。
「へっ?ずーっと主婦やっててまだ料理本見るの?」と思われるかもしれませんが、記憶力が悪いので毎回必ずレシピを横に置いて作っています。でも優しい友人は「その方が味が安定するからいいんだよ」と言ってくれます。ありがとう♪
レシピ無しで作れるものなんて1つか2つくらいでしょうか。そう思っていたものの1つにコーンポタージュがありますが、先日コーンクリーム缶を入れるのを忘れ、ただの牛乳と玉ねぎのポタージュを作ってしまいました。
味見をしたところ、白っぽいしコーンの味はしません。「今日のコーンポタージュはなんか牛乳っぽいよ」と首をひねりつつ主人に出しましたが、主人も気づかず飲んでいました(笑)
グルメな彼に文句を言わせなかったのだから、今後はこれもレシピの1つにしちゃおうかと思ったりしますが、毎回偶然に美味しいものができるわけではありません。こんな私にはやはりレシピを見ながら作るということがとても大切なのです。
レシピ見ながら作ってみて
そんな私にうれしかったのが、料理のきほん練習帳でレシピ通りに作ることをおすすめしていたこと。
レシピは単なる「手順書」ではありません。「これを見た人がおいしく作れますように」という願いのこもった地図なのです。
自己流で醤油を入れて濃くなりすぎたり薄かったりで調整に時間をとったり、やたらと野菜をひっくり返しながら炒めて水っぽい野菜炒めを作った経験はありませんか?
レシピという地図通りに作れば、最短でおいしいご飯を作ることができます。味が薄いと思えば次回から醤油を増やしたり、ほかの材料も入れたいと思えばそうすればいいのです。
まず基本の味を作ってから、各家庭なりの味にしていけば最短で我が家の味の完成です。
私は日中パソコン前に座っていたり、英語の勉強をしたり、頻繁にではありませんがPTA関係で子どもたちの学校に行くこともあります。そんな中であれこれ料理の味決めに時間をとってはいられません。でも美味しいと言ってもらえるものをなるべく食卓に出したい。
料理のきほん練習帳は、そんな思いを実現してくれるありがたい地図となってくれました。もちろん日によって味に差はありますが、今ではレシピサイトも本棚の料理本も以前より上手に活用できるようになりました。
切り方、姿勢、鍋のサイズなど
きほん本なので、野菜の切り方や切るときの姿勢なども丁寧に写真付きで載っています。主婦業を長年やっているといい加減になってしまいがちなので、こうしてたまに基本を振り返るのは大切ですね。
我が家では料理をしている姿を後ろから家族に見られるので、きちんとした姿で料理しなくちゃと思えるようになりました。子どもたちの記憶にどう残るか、気になりますものね。でもつい足広げて切ってるとか、片足に重心をかけているとかしてます、気をつけなくちゃ(笑)
お鍋に関しては、材料の分量に対してベストなサイズというものがあるそうです。フライパンなんて大きければいいかなと思っていましたが、味や見た目に差が出るというのは目からウロコでした。
まとめ
料理の基本を見直したい方、結婚したてで料理にまだ楽しさを見いだせない方は、良かったら書店で手に取ってみてください。
ちなみに我が家でものすごく評判の良いレシピは、ぶりの照り焼き/ひじきの煮物/サーモンのムニエル/鶏肉のソテー ねぎソース/羽根つき肉餃子/あさりの酒蒸し/シンプルカレー/ハヤシライス/切干大根の煮物です。
ほかに作ったものを合わせて本に載っているレシピの半分も作っていませんが、上に書いたものは家族からの評判が良いので何度も作っています。特にぶり照りとムニエルは大好評です。
本の中身についてはアマゾンさんで4点ほど見ることができますが、ちょっと画像が粗くてザンネン。ハンバーグページのみきれいなので興味のある方はご覧ください。
自慢の料理が1つでも多く増えますように。