「節約してるつもりなのに、なんで給料日前にお金が足りなくなるのーっ!!」というのが毎月の心の叫び、いえ、実際声に出して叫んじゃってます。
恥ずかしながら40代半ばになっても、お金との付き合い方がよくわかっていません。
「数字苦手!ちょっとむずかしくなるとお金の計算とかわかんない!」と苦手なことから逃げていましたが、今この問題を解決しないと、今後もっと大変なことになりそうで怖くて。
新年をきっかけに、向き合ってみることにしました。
お金との付き合い方が見えてくる
どれだけお金についてわかっていないかというと、みなさんがドン引きするくらいです。
「よくこんなんで主婦やってきたなあ」と思いますが、わが家は主人が数字やお金に強いので(そっちが普通?)主に管理しているのは彼。
私は食費や日用品費、塾代やその他いくつかの項目分など、主婦として頻繁に使う項目のみ預かっています。
全財産を管理するんじゃないから管理なんて簡単でしょと思われるでしょうが、なにしろお金との付き合い方がわかっていないので、なんとも行き当たりばったりで、給料日前には毎月ヒーヒーなのです。
こんな自分とはおさらばしたいと何年も思っていましたが、先日出合った誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)という本で、ちょっとお金との付き合い方が見えてほっとしているところです。
お金の知識が普通にある方にはまったくもってあくびが出ちゃう内容ですが、私のようにお金との付き合い方がまったくわからなくて困っている方には、良いきっかけ本になると思います。
ただしマンガ形式ですし、絵柄が結構粗いので(ごめんなさい)、好みがわかれる本です。
実は発売当初にも手に取ったことがあり、その時は内容には感動したものの絵の粗さが気になりすぎて平積みコーナーに戻してしまいました。
それが数年たった今では「かわいいな」と思いながら読んでいたのですから、人の好みなんてくるくる変わるものですね。
家計簿はデータを入れて終わり、にしない
お金と上手に付き合いたいと思うと、いつも家計簿に走っていました。
残念ながらいつも数か月で止まっていましたが、PCとスマホアプリで連携できるマネーフォワードにしてからはうれしいことに続いています。
ただし、本当にレシートをアプリで読み取ってデータを貯めているだけ。
予算の立て方なんかもいい加減なもので、これではいくら家計簿をつけたってお金が貯まるわけがありません。
そんな私に、主人公をとりまくキャラクターが「ちがうよ、こうやって活用するんだよ」と教えてくれました。
あ、なるほど。
節約してるのにお金が足りなくなるのはナゼ?
「スーパーでは値引きしている商品を買って節約しているのに、なんでお金が足りなくなっちゃうんだろう?」
私の頭の中はこんな感じでした。
余った分を貯蓄に回す。
これ、間違いなんですよね。
まず最初に貯蓄分を残してから各費目に分けないといけません。
これは知ってはいたのですが実践していなかったので、足りなくなってくるとどんどん使って余らないというお決まりの流れ。
もう、毎月ため息をつく生活からは抜け出さなくちゃ。
監修はファイナンシャル・プランナーの方
誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)は、ファイナンシャルプランナーの泉 正人さんという方が監修されています。
この方ももともとはお金との付き合い方がわからなくて悩み、そこからお金について学んだ経歴がある方です。
そしてマンガを描かれている、うだ ひろえさんもお金について疎く、泉さんと知り合ってお金についてのこの本を作っていく中でいろいろ学ばれたそうです。
だからこそ、こんな私にドンピシャな主人公設定をした本が出来上がったのでしょう。
お金との付き合い方や流れが見えることで得られる安心感
お金のことがわからないと、いろんなことが不安になります。
そうそう、いま住んでいる家を購入するときも「よくわからん」ということで主人にまかせきり。
80台前後の両親の姿を見ていると「老後もお金はいっぱい必要だなあ」とあらためて考えたり、もし主人になにかあったらどうしようと焦ったり。
もう「わかんなーい♪」とか言ってる場合ではありません。
この本のおかげでわからなかったことが見えてきたので、もっともっとお金と仲良くなっていこうと思います。