ブログやSNSを書き続けるキッカケをくれた本『書く習慣』いしかわゆき:著

形が悪くても大して収穫できなくてもいいよ。つくる過程が楽しいベランダ菜園。

毎年5月からベランダで野菜を育てています。残念ながら大して収穫もないし「今年はやめとこっかな」と思うのですが、G.W.前あたりになると花屋さんの前をウロウロしだします。そして今、ベランダではミニキュウリと中玉トマト、そしてナスとバジルが育っています。

以前はもっとさまざまな種類を育てていたのですが、やはり子どもたちが喜ぶものが中心になってきました。今年は購入のタイミングをはずしてしまい、ピーマンが無いのが残念。昨年はじめて挑戦したのですが、実が柔らかいし、まあまあ収穫数もあったので今年も挑戦したかった~っ。

ベランダ菜園本

子どもたちが小さい頃は、苗を購入する時点から一緒に迷い、植え、水を与え、なんてやっていました。「自分でやったほうが早いんだけどな」と思ったこともありましたが、瞳をキラキラさせて苗に呼びかけている姿にキュンキュンしていました。

今は中2と小3になり、なかなか一緒にいる時間がありません。それでも大きくなってきた実を見つけてベランダに出ていく姿はあの頃のままです。その姿を少しでも見たくて、野菜の苗を購入し続けています。

緑の手を最初から持つ人はいないと思う

「植物を上手に育てられる、弱っていても元気にすることができる」そんな力を持った人を緑の手を持つというそうですが、残念ながら私はそうではありません。ホントにそんな人いるのー?と思って考えてみたら、いました、いました!

そのうちの1人が同じ社宅に住んでいた方で、ベランダの広さも環境も同じだったのに、ものすごい数のミニトマトが鉢植えになっているのを見た時は驚きました。

そうそう、私の母もそうでした。でも実は途中までそうではなかった記憶があります。兄や私が大きくなり、子供に手がかからなくなったと思われる頃からベランダに花があふれるようになりました。今まで私たち子どもにかけてくれていた目を、植物に向け始めたんですね。

そのことを考えるたびに、「緑の手を持つということは、どれだけ植物に目を注ぐか、手をかけられるか」ということなんだなと思います。緑の手が欲しーいなんて言っているだけじゃ、ダメなんですね。

知識と経験、これを積んでいけば、そこそこなんとかなるのではないでしょうか。まだ緑の手にはなっていませんが、以前より少しは近づけたと思います。(どうかな~?笑)

大丈夫だよ、とアドバイスしてくれるのは

なにか目標ができた時や、悩んだ時には、たくさんの関連本を読みます。まともに買ってたら破産してしまうので、図書館の存在は本当にありがたいです。さらにブックオフにもお世話になりますし、ネットで購入者の感想を参考に本屋さんで購入もします。そんな中で出会ったお気に入りの1つが、いつもとれたて!ベランダ菜園 (NHK趣味の園芸ガーデニング21)です。

写真が多くてベランダ菜園への意欲を掻き立ててくれ、さらにイラストがやわらかい雰囲気で、どちらも好みです。育てるにあたってのポイントがイラストで描かれているので、わかりやすいのも良いところ。写真だと「どれ?この茎?なんか葉っぱでよく見えない」なんてことがあるのですが、イラストならそんな混乱もありません。

いつ、なにを作るべき?野菜づくりの年間予定表がうれしい

ベランダを野菜づくりだけに使うわけにはいきません。洗濯物を干すときに人が移動したり、エアコンの室外機を置いたり、とりあえずゴミを置いたり。さらに日当たりや風通しなども考えると、広く見えるベランダでも、意外に野菜づくりに使えるスペースは少ないもの。ましてや我が家の狭いスペースではかなり菜園のスペースは限られます。

そんな中では「いつ何をつくるか」という計画がとても大切になってきます。欲張りな私は、あれもこれも育てたいと思うのですが、植木鉢を置けるスペースを考えれば、それは無理というもの。

そこで時に便利なのが、この本に載っている年間予定表です。それぞれの野菜の旬と、さらに鉢やプランターの深い浅いに分けて、いつなにを作るべきかが一目でわかります。「8月上旬までキュウリ作って、その後は大根の種をまいて」なんて考えるだけで楽しくなります。

狭いベランダ向きのアドバイスも

私がものすごーく好きなページがここ!狭いベランダ向き年間栽培プラン♪5つのコンテナ(培養土袋、丸鉢、大型プランター、木箱、浅めプランター)を使って、旬を考えつつ時期をずらして野菜づくりを楽しむことができます。これを参考に我が家のベランダのスペースや日当たりを考慮して挑戦しています。
ベランダ菜園本

今年こそ、培養土を袋ごと使って、どどーんとサツマイモを作ってみたい。

なんと簡単ミミズ箱のつくり方も!

私は虫がギャーなので残念ながら参考にできませんが、ミミズの素晴らしさについて、そして簡単ミミズ箱のつくり方について語られています。ミミズのふんは植物の生育に必要な栄養を含んでいるので、野菜づくりにもおすすめとのこと。

筆者の真木 文絵さんはミミズコンポスト・インストラクターでもあります。興味のある方には、おもしろい記事だと思います。ちなみにミミズの写真は無いので苦手な方もご安心ください。

中玉トマトへの視線が熱い!

今、我が家で注目されているのは中玉トマト。ずーっとミニトマトで、今年初めてこのサイズに挑戦してみました。いつになったら赤くなんだろう?まだまだ大きく育っていく姿に、今まで以上にわくわくしています。

中玉トマト

我が家の子どもたちもずいぶん手がかからなくなってきました。ピョコは小3ですが、私より断然しっかりしているので、ラクさせてもらっています。

というわけで、そろそろ「子育てが忙しくてベランダ菜園の面倒みられないわ~」という言い訳が通用しなくなってきました。あの頃の母のように、私も緑の手を持てるように愛情たっぷり注いでいこうと思います。

 

 

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