10月は英語のおさらいをはじめた月です。スタートしたのは2年前。NHKの語学講座から刺激を受けたことがキッカケです。
リモコンは高さ比較用に置いてみました。A5のルーズリーフの量がおわかりいただけますか?^^
NHK講座では毎回ドラマがあったので、彼らの会話を毎日必死に書きました。英会話力を上達させるには、まず聞き取りができなくては思ったからです。
1講座1枚
ルーズリーフは1講座につき1枚使用しました。表にはその日のポイントなどを書き、裏には聞こえてきたドラマ会話をどんどん書きます。テキストは無し。聞き取れない部分は何回でも巻き戻しします。
「わからないものは何回聞いてもわからないでしょ」と思われるかもしれませんが、時々知っている単語やフレーズと結びついて「あっ!」とわかる時があります。会話の前後から想像して気づくこともありました。この感覚が楽しくて、今に至っています。
もちろん講座を聞き続けていると知らない単語がたくさんありましたし、知っている単語でも発音を聞くとわからないことが多々ありました。でも音から入る英語学習はそれまでやったことがなかったので、楽しさと発見に満ちていました。
この聞いて書くという学習方法がディクテーションというものだと知ったのは、それから1年後くらいでしょうか。やってきたことは間違ってなかったんだとうれしくなったのを覚えています。
ディクテーションを続けてきたおかげで、リスニング力はかなりつきました。と言ってもネイティヴの方々のスピードなんてまだまだ呪文。初心者向けにしてはちょっと早いかなというスピードまでです。(なんてあやふやなレベル表現^^;)
知っている単語やフレーズが一気に増えたので、会話の内容を理解しやすくなりました。でも文法力がまだまだなところを見ると、どうやら知っている単語等+想像で、理解した気になっていることが多いようです。でもそれができるのもリスニング力が以前よりアップしたからこそだと思っています。
形に残った努力は捨てない
ディクテーションをはじめて半年後にはファイルがパンパンになったので、全部とりだして空っぽにしました。捨ててしまおうかとも思いましたが、とりあえずとっておくことに。
なんとなく紙の束に愛着がわいたんですね。輪ゴムでまとめて本棚に立てかけておきました。翌日からはまた1枚目からファイリングをスタート。またいっぱいになれば輪ゴムでまとめて、の繰り返しです。
今になってみれば、ディクテーションしたものをとっておいてよかったです。継続してきたという事実がしっかり形になっているので、見るたびに満足感でいっぱいになります。
飽きっぽい私がどうしてここまで継続出来たかというと、やっぱり楽しかったから。がんばってるという意識はありませんでした。NHKの語学番組はやっぱりすごいですね。よく考えられています。
実は英語以外の講座も
英語だけじゃなくて語学自体が大好きな私。それでなんで文法わからず話せなかったのかというと、語学は好きだけど勉強には興味ないという学生時代を過ごしたからです^^;ンモー
それはさておき、この紙の束の中には、実は英語以外の講座のものもあります。NHK講座が楽しすぎて、英語と同時にイタリア語、スペイン語、中国語、韓国語もスタートしました。
これらは知識ゼロだったためディクテーションはしてませんが、それぞれのキーフレーズや単語の発音など必死に書きました。あの頃は1日中NHK講座を聞いていたような気がします。1年近く続けましたが、さすがにどれも中途半端になってしまったので英語1本に絞りました~。(当たり前ですね・笑)
語学って積み重ね
こうしてディクテーションの紙の束を眺めてると、あらためて「継続は力なり」を実感します。
実は学生時代やOL時代にもNHK講座や高額なCDセットに挑戦したことがありましたが、どれも続きませんでした。内容が私の生活に関係の無い旅行会話だったり、あまりにも目標無く手を出したのが原因です。
今回の英語のおさらいが今までと違うところは、興味の持てる内容、そして自分自身のレベルにあったものを選択するようにしてきたからなんですね♪