ブログやSNSを書き続けるキッカケをくれた本『書く習慣』いしかわゆき:著

絵がサポートして「英語⇒英語」脳に切り替えてくれる本って?中学英語おさらい中のワタシにぴったり。

多読への挑戦、楽しく続いています。さて、待ちに待っていたラダーシリーズの本が手元に届きました。3冊ほどありますが、その中でものすごーく気に入ったのが「絵で読む英語 First Steps in Reading English (ラダーシリーズ Level 1)」です。

ladderfirst1

以前、本屋さんでチラッと中を見てあまりのシンプルな絵に「なんだこりゃ」と思ったのですが、実物を読んでみて「ああ、こういうことか!」と良さを実感。

シンプルな文に、徐々に情報が追加され、長文に変化していく

最初のページでは、英語を学んだことがあれば言えるようなシンプルな文が登場します。男性と帽子が別々に出てきて、途中から合体する感じが楽しいです。

This is a man.(これはすぐ言えますね)

This is a hat.(これもすぐ言えます)

This hat is his hat.(早口言葉みたい)

This is his hat.(あ、きれいにまとまった♪)

こうしてページをめくっていくうちに、「文章ってこうやって成り立ってるんだ」となんとなく実感できました。こんな感じで次から次へと人物やモノ、場面が出てきて合体していきます。「簡単じゃーん」とか思っているうちに、気づけばまあまあな長文になっています。

ladderfirst3

短くて簡単な内容から徐々にレベルアップしていくので、長文になっても「英語のかたまりが攻めてきた!」という感覚を持つことがありませんでした。文章がいくつか並んでいるということが、ちゃんと認識できるようになっている自分に驚きます。

英語を英語のまま理解できるように考えられている

絵で読む英語は、英語を英語のまま理解できるよう、絵がサポートしてくれています。省略された絵はちょっと笑えるのですが、読み始めてみるとかなり心強い存在だと気づきました。

ladderfirst4

シンプルな英文と絵の相乗効果で、英語を英語のまま理解できるようになってきました。

むずかしい英文を多読したい方にはまったく用の無い本ですが、私のように中学英語をおさらい中で、英文に慣れたい方にはオススメです。

小3ピョコに1ページ目を見せたら、「This is a」までは教えなくても読んでビックリ。彼女はオンライン英会話を1年以上やっていますが、文字については最近レッスン内に出てきたところ。

それでも常に英語を意識してきたので、いくつか音については、文字とちゃんと結びつけつことができるようです。そして「man」や「hat」は教えてあげたら次の行から読めていました。1ページ内に繰り返し同じ単語が出てくるので、覚えやすいようです。

「子どもの英語学習にも使えるじゃないの!」とギラギラした途端に、ピョコは空気を察知して子ども部屋に遊びに行ってしまいましたが(笑)

やっぱり単語は知ってる方がいい

ちょっとむずかしい文章でも、知っている単語がチラホラあると違います。なんとなく意味がわかるので、読み続ける気力がわき続けます。これは英会話でも言えることですが、相手の言っていることが全部わからなくても、単語がわかれば推測することができます。

単語を1つでも多く覚えることが、英語を楽しむことにつながりますね♪

まとめ

書く文章それぞれに絵がついているので、英語のまま理解でしやすくなっています。

絵がシンプルすぎて「まったく意味がわからん」ということもありますが、英文の内容は簡単でわかりやすいものばかりなので、英文を見ればわかったりします。

その後もう一度絵を見ると「あ、なるほど」とつながります。

読み物と言うより、脳のシステムを英語⇒英語に切り替えてくれる、スイッチみたいな本です。
▼絵で読む英語

 

タイトルとURLをコピーしました