小2ピョコは本気を出すと、まあまあの美文字を書きます。
幼稚園の頃から気にいった字を見つけると、よ~く見ながら同じように書いていたのがよかったのでしょうか。
上手に書けると親やチビ太に褒められる→もっと上手に書きたい→褒められる→もっと(以下略)
得意なことを増やすには
得意なことというのは、このように良いこと連鎖でどんどんレベルアップしていくんだなーと、ピョコを見ているとつくづく思います。
私は字はいまだにダメですが、絵は小さい頃から本当に好きで、褒められては描き、褒められては描きの連続でした。
自信の無い子ども時代を過ごしましたが、その中で唯一の得意なことになったのです。
もう1つ、娘を見ていて上達する上で大切だと思ったのが、アドバイスを聞くということ。
ピョコはとにかく素直です。
いたずら発言なんかもしますが、アドバイスはきちんと聞いてくれます。(その上で考えが違えば却下されます・笑)
そして字に関してはテキストをしっかり見て、できるだけそのまま書きます。
同じような文字が書けていなければ、どこが違うのかひたすら眺めて再度チャレンジ。
さらに美文字な主人のアドバイスは、すぐに実行することで褒められます。
そりゃ、がんばりますわー。
彼女を見ていると、ステップアップの方法がしっかり見えてきます。
ためになるなあ。こんな子どもに生まれたかった(笑)
武田双雲さんの、水で書けるはじめてのお習字
小学校3年生から、いよいよ筆を持ってのお習字が始まります。
「来年の書初めは硬筆じゃなくて、お習字だね」なんて話していたら、ピョコが自信の無さそうな反応を。
まあ、やったことがないので無理もありません。
そこで、先日、本屋さんで良いものを見つけていた母は、エッヘンと自慢げに娘を本屋さんへ連れていきました。
そこには、武田双雲水で書けるはじめてのお習字 ([バラエティ])のシリーズが。ピョコの目はキラキラ!
ひらがな版と漢字版がありましたが、とりあえず武田双雲 水で書けるはじめてのお習字 かん字 ([バラエティ])を購入しました。
今後、ひらがな版も購入予定です。やはりどちらも書いてみたいようで。どちらも大切ですしね。
赤ちゃんのお絵かきグッズにもありますよね、水で書くもの。それのお習字版です。
私も子どもの頃に小学校で使ったことがあるような。
セットの内容
・水で書けるお習字用紙3枚(グレー2枚、赤1枚)
・書道用の筆
・テキスト
ちゃんとした筆が入っているので、すぐに文字を書くことができます。
こういうのって購入時の勢いが大切で、すぐに書けないと気持ちがしぼんでしまうんですよね。
筆で書く楽しさとワクワク感を
テキストの最初の2~3ページには、筆の持ち方や筆運びの練習について、子どもにわかりやすいように楽しく書かれています。
そして見本文字のページには、美文字を書くためのアドバイスは書かれていません。
なぜならこのテキストは、武田双雲さんのこんな想いが詰まっているから。
筆で書く楽しさ、ワクワク感を少しでも感じてもらいたい。そして、漢字の面白さ、かっこよさを少しでも知ってほしい。
そういう思いがあって、つくった本です。
もし「買ってあげたのに全然やってくれない」という場合は、まずお子さんの興味が習字に向かった瞬間を見逃さずに、あらためて渡してあげてはいかがでしょう。
まずは模倣からチャレンジしてみて下さい。それぞれの漢字の違いを楽しみながら書いてみて下さい。
(武田双雲 水で書けるはじめてのお習字 かん字 ([バラエティ])より)
大人はお子さんの“楽しむ気持ち”を邪魔しないように、見守ってあげたいものですね。
▼小学校1、2年生で習う漢字の中から49文字入っています。
習字の手本の横には、その字を使った言葉が硬筆で。そちらも参考になります。