はじめて買ってもらった漫画
ある漫画というのは、恋愛ものでもイケメンものでもありません。
にゃんころりん(ところ はつえさん)です、なーつかしー♪
ご存知の方、いらっしゃいますか?
4歳のお正月に、父の実家近くの本屋さんで買ってもらったんです。
今でこそ、お正月に営業しているお店はたくさんありますが、当時はお休みしているところが多く、開いている本屋さんはめずらしかったと思います。
当然ながら親戚の家には私の遊び道具なんて無く、大人たちの話を聞いているだけ。
かなり退屈そうだったのか、父が散歩に連れ出してくれたんです。
「なにか買ってあげるよ」と言われ、ものすごくうれしかったのを覚えています。
私、ボーっとした子であまり小さい頃の記憶って無いのですが、この時のことはよーーーく覚えています。
本屋さんの中をぐるぐる見回して、目に飛び込んできたのがかわいいネコちゃんが描かれた、にゃんころりん。
棚ではなくて、見える状態で平積みされていたので、発売されたばかりだったのかもしれません。
当時の週間マーガレットで大人気だったようなので、表紙が見えるように置かれていたのかな?
かわいくて、楽しくて、何度も読み返した記憶があります。
それ以来、お正月=漫画を買ってもらうのが恒例になり、父の実家に泊まりに行くのが楽しみになりました。
これが私の漫画人生のはじまりです。
復刻版のありがたさ
子どもの頃に読んでいた漫画って、わくわくしながら検索しても、すでに書店で扱われていないことが結構あります。
そういう時って「全部とっておけばよかったなあ」とショボーンな気持ちになります。
でも!
最近は復刻版があるんですよね。
にゃんころりんもベストセレクションとなって、よみがえってくれました。
全作品ではないようですが、それでもいい!
Amazonでチラ読みできるので、興味のある方、懐かしいなと思われる方は、ぜひ遊びに行ってみてください。
びっくりするくらい、たくさんのページが読めます。
これ、チラ読みどころじゃないような(笑)
ベストセレクションを購入された方々の、にゃんころりんへの愛情レビューも読みがいがあります。
こんなに感想をうなづきながら読んだの、はじめて。
ほかにも思い出のある漫画はいっぱい
にゃんころりんをきっかけに、漫画大好きになった私には、記憶に残っている作品がいくつかあります。
結婚するときに、ほとんど処分しましたが、いくつかは捨てられなくて持ってきたものもあります。
感動した作品、勉強になった作品、ときめいちゃった作品、いろいろ読みました。
もちろん、しょーもないなーと思った作品も多々ありますが(笑)、どれもみんな私の糧となっています。
まとめ
現在、中学生の息子は小さい頃から漫画に興味なし。
小学生の娘は、まあまあ反応しますが、少女漫画などには目もくれず、ドラえもんの学習シリーズ(英語や歴史)、通信教育の付録のまんがことわざ辞典など学び系ばかり手に取っています。
漫画に埋もれて育った私からすると、不思議で仕方がありません。
子どもってみんな漫画が大好きなものだと思ってました。
おもしろいなあ。